海の無い札幌市。その札幌市のなかでも海から離れた厚別区新札幌。そこにある水族館がサンピアザ水族館。
昭和50年代から続く複合商業施設のなかにつくられた都市型水族館。海が無い町に水族館、デパートの中に水族館。はじめて存在を知ったときは驚いたけど、それはもうはるか昔の思い出。
海のない町の水族館とはいえ、海のある町の水族館「室蘭水族館」よりも展示されている魚の種類と量は多くって。
さすがに「小樽水族館」や「登別マリンパーク」には及ばないけれど、その規模はそこそこで、約200種類の展示物がある館内。
回遊魚の巨大水槽から、小さな水槽まで。ペンギンやアザラシや、カワウソもすんでる水族館。
ヒトデに触れるタッチングプールや、手を入れるとつつかれるドクターフィッシュの水槽などもあり。
若干昔風な印象のある水族館ではあるけれど、そこは楽しめる空間で。
魚のほうもこちらが見えているかのようで。
カメラを向けると寄ってくるようなお魚もいたりと。
水中でまったく動かない魚がいたりもしたり。
アザラシも何かがいることに気がついているようで。
覗き込んでくる感じ。
なんか脱走しようとしているような雰囲気を感じたりも。
土日祝日はマリンガールによる餌付けタイムなんかもあって、
魚が多すぎて、魚に襲われているように見えたりもするけれど。
魚のミニサーカスや、アザラシの係員による餌付けタイムもありながら、イベント的にもそこそこ豊富。
金魚みたいな魚も、こうしてみるとこちらを見て吹き出すのを我慢しているようにも見えてきて。
ウツボ、目を見てると、つぶらでかわいいけどね。
水槽の中からは、こちらがどう見えてるのか、気になるところで。
時間はあっという間に。
18:00ごろに閉店だけど、その頃にはもう、お客さんもガラガラ。
かわいい動物から、きれいな魚、こわい魚まで、もりだくさんの水族館。1時間もあれば1周できちゃう規模だけど、そこはゆっくりのんびりと。ぼーっと眺める異空間を楽しみながら。
サンピアザ、車で行くとアークシティの駐車場がわかりにくく、駐車場の中も昭和風でちょっと狭苦しい感じが難点で。地下鉄とかの公共交通機関で行くのが気楽かと。
不慣れな状態で車で行く場合は、ストリートビューとかで予習をしっかりと。
【場所】
【サイト】
【札幌市 サンピアザ水族館のアザラシ】
【訪問日:2018.11.11】