小樽雪ものがたり。それは青の運河のみならず、冬の小樽を彩り、雪の小樽を美しくするひとつのお祭り。
運河プラザの中に現われいずるのが、ワイングラスタワー。
運河プラザの建物の中、運河沿いの道路に面して登場するのがワイングラスタワー。透明なワイングラスが高く高く積みあがったピラミッドタワー。
ライトアップの色彩も時間とともに色を変えて。虹のように輝くタワーを見ながら、好みの色が出るのを待ってみるのもまた楽しい。
運河プラザのお土産やさんの店の前だけれども、ロビーとなっているそこにはイスとテーブルも置いてあって。いっぱいあるわけではないけれど、すこしはくつろげる場所。
約2000個のグラスを積み上げて作られた硝子のタワー。寒い冬空の運河をめぐったあとは、こちらで一息ついて体を温めながら、グラスのグラデーションを楽しむのもまた一興。
あったかい色を見てると、気持ちもほっこりしてきそう。こちらも昼間よりも、やっぱり夜が美しく。
ちょっと揺れるとほんとに崩れてしまいそうな、危うさをたたえたピラミッド。
建物に入るのにお金を取られるわけではないので、気軽に寄ってみてもよいのでは。
さて、外に出ると待っているのが、浮き玉ツリー。
クリスマスは終わったけれど、ここのツリーはまだ輝いていて。
電飾は約200個と少ないけれど、運河沿いの道路の横で、明るく輝いている。ちなみに車道からは、道路脇に雪が積もり積もっているので、あまりよく見えないかと。
漁業で使われる硝子の浮き球が、いくつも並んでいて。
夜のくらがりに浮かび上がるまぁるい硝子玉。
白い雪に囲まれた姿もまたきれいで。積もった白い雪越しにぼんやりと見えている光も、まだ幻のような輝きで。
ツリーの中を覗き込んでみれば、そこは光に囲まれたドームのようで。夜の暗さとの対比がすごい。
浮き玉ツリーは2019年1月31日まで。グラスタワーは2月17日まで。
頂上のハートもなんだかかわいらしくって...
さて、時間をさかのぼること、ほんのちょっと。
まだ明るい時間帯、暗くなるのを待ちながら、運河プラザの周りの雪だるまめぐり。
「雪だるま大作戦」という割には、あまり雪だるまがいなくって。解けちゃったのかなと思いながら。
つくってみようかと思いながら、運河プラザの中庭へ。
目に付いたのが、いきなりの高レベルな雪だるま。
他にもあるにはあったけど、これを目にしたうえで、なおかつ、小さい子供が係員のお姉さんとはしゃぎながら作っている横で、ひとりおっさんが作るのもどうかと、思わず退散。
でもつくっちゃえばよかったかな。
人目につかない運河沿い。隠れてこっそり、ちいさいけれど、
...改めてみると、不細工だなぁ。
【場所】
【サイト】
【小樽市 小樽ゆき物語の浮き玉ツリー】
【訪問日:2019.01.13】