島牧村の海岸沿いの229号線。北海道の大地が襲ってきそうな崖と海に囲まれた追分ソーランライン。潜っては抜け潜っては抜けと、トンネルを潜っていくと、ぽつんと開けた駐車場が。
岩と海と崖とトンネルに囲まれた駐車場。トンネルとトンネルの間に挟まれた、小さな休憩所。目の前には青い海、背後には断崖絶壁。何かがあったら逃げ場は無い。
ここは、茂津多岬駐車場。特に何かがある場所ではないけれど、静かにひっそりと存在している感じが、何ともいえず好きだったり。
たぶん、夜に通ったら、その存在にも気がつかなさそう。昼間でも、通る車はみんな素通りで、立ち寄る気配も無く。
荒々しい岩波と岩肌もまた、日本海側らしさを物語り。
次のトンネルを潜って、もう少し南へ行けばせたな町。茂津多岬の頂には、標高日本一の灯台がある(この場所からは見えないけれど)。
そんなことを思いながら、岬の方を眺めてみたり。
岩肌と絶壁に囲まれてみる青い海。追分ソーランラインらしさを感じられる、静かな場所。
この日は風が強く、水面は揺らめきまくっていたけれど、風がなければ澄みきった海が見られたかも。
あそこの先端で寝そべってみたい気も(行けそうに無いけど)。
でも、昔は崖に沿って海沿いに道があったりしたのかなあなんて、ガードレールらしきものを見ながら、想像してみたり。
観光途中の休憩に、駐車場の前の道を通ったら、寄ってみるのも悪くない。
さて、次のとこ行こうか。
【場所】
【島牧村 茂津多岬駐車場からみる海景色】
【訪問日:2018.09.23】