蘭越町の目名駅付近から、尻別川に沿った267号線を走りながら海沿いの道の駅へ向かう途中。うねうねと蛇行するように流れる尻別川の中に、ぽつんと静かに建っている趣き深い橋を発見。
川の中の橋の両端は、走っている267号線には接続していないように見えていて。古臭さから考えて、てっきり打ち捨てられた「廃橋」かと思って、車を停めてみてみたら、予想外の現役橋。
蘭越町はニセコの山々に囲まれた盆地のようになっていて、道南地方最大の河川となる尻別川が、町の中央をゆったりと流れている。
その川を渡るここは長瀞橋。1976年から長きに渡って使われており、その長さは230メートルほど。
なんとも妖しげな感じはするけれど、橋に上がってみるとけっこうしっかりとしている感じ。
使われているんだから当たり前と思いながらも、それでも川の流れの中央付近まで歩いてみると、泳げない身としてはなんとも不安感満載で。
吊橋のような不安定感はないけれど、走ったり飛び跳ねたりするのはなんか怖い。
調べてみると、もっとすごそうな橋がありそうではあるけれど。大きい道に面してぽつんと佇む古く細い橋だからか視覚的な印象はとっても強い。
大雨の翌日なんかにこの橋を歩いてみると、ちょっとした肝試しになっちゃうかも。
【場所】
【蘭越町 長瀞橋にて】
【訪問日:2018.08.26】