ミテミル イッテミル (北海道観光スポット巡り旅)

ダンボーを相棒に北海道のあちらこちらを巡る訪問記。観光スポットからB級スポットまでいろいろと。思い出したように書くため季節感がズレますが、ひっそりと続ける旅の備忘録。

登別市 太古から続く登別地獄谷

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10月後半に行ってみた登別は地獄谷、そこは紅葉真っ盛り。ちょうど見ごろの時期のためかテレビの取材班らしいクルーの姿も見える中、観光客でごった返す登別地獄谷。

登別といえばクマ牧場だけど、それだけじゃない地獄谷。
地獄谷は登別温泉街の奥まったところにある観光名所。温泉街の端のほうに立地する第一滝本館のさらに奥に位置する絶景ポイント。

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地獄谷周辺の駐車場(有料)は2箇所あるけれど、下のほうの駐車場は満車状態、上のほうの駐車場もほぼ満車に近い状態で、やっぱり季節的にお客さんが多いみたいで。
車を停めて外を見ると、そこから見える景色からして、もうすでに絶景感。
さっそく地獄谷へと向かってみる。

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よいしょ よいしょ

階段をおりると、もうそこは地獄谷の入り口の目の前で。

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「なまえがこわい...」「だいじょーぶ」

地獄谷は登別温泉の巨大な源泉。ここは約1万年前におきた火山噴火によってできた爆裂火口の跡。

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谷底の直径は450m程にもおよび、その広さはおよそ11haにもおよび札幌ドーム2個分ほど。谷に沿うようにして数多くの湧出口と噴気孔が並び、噴出口からの白煙がいたるところで立ちのぼる。
そして空気は温泉の香り。深呼吸すると温泉で体の中が洗われそう。

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草木の生えない谷底の石砂利が並び続け、そこに泡をたてて煮えたぎる光景があちらこちらに点在し、その風景は地獄にも例えられて。

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地獄といえば鬼の棲家。

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「あっ 鬼だ!」

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「きゃぁぁぁ」

登別温泉の鬼は「湯鬼神」といわれており、見た目は恐ろしい鬼だけれども、人々を困らせる鬼ではなくて、人々の厄払いをしてくれる鬼といわれている(太古から伝わる伝説ではないけれど)。

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さがしにいこー

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いってみるか…

地獄谷は徒歩で自由に入っていける場所ではないけれど、散策路は準備されていて谷の中央付近に位置する鉄泉池付近まで行くことができる。

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あえるかなー

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いない

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いないなー

石畳の路や木道があるけれど、絶対に柵からは出てはいけなくて。そこは今も生きる火山の大地。

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あかいのいっぱい

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あかいの ちかくでみたい

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さくからでちゃだめ

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あぶないんだから...

奥へといけば温泉の香りもさらに強く。谷底を流れる水流も見えてきて。その流れは湯気を出しながら温泉街のほうへと向かっていく。

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温泉の自然排出量は1日に1万トンともいわれ。まさにここは温泉の源。流れを見ていると、ものすごく熱そうな小川がいくつもいくつも集まっていって、そして温泉街へと向かっていく。

木道の行き止まりは、谷底から見上げるように見る地獄谷。1万年前、このあたりから噴火したんだと思うと、なんとも温泉の香りの中に太古の歴史を感じてしまう。

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白い地肌に茶色い岩肌、そして樹木の黄色い赤い紅葉と。それらが白煙の中に時折霞みがかるようになって。太古の昔から、つなぎ続けている景色。

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おにさん いない...

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鬼の棲む谷、地獄谷。屏風岩のような崖肌もまたきれいで。地獄という禍々しさよりも、この時期は美しさが勝ち誇る。

f:id:shirokumapanda:20190105035510j:plainごろんと転がっている岩は、昔からなのか最近なのかもちょっと気になったりしながら。混み合う木道を帰路へ。

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きをつけてね

夕日が直接当たってきて、晴れわたる空も気持ちがいい。でも暖かさは太陽ではなく地熱のもの。

行きかう人の話し言葉は日本語ではない言葉が大多数。なんとなく日本じゃないところに来てしまった気分にも。

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1万年間、ここにあり続ける地獄谷。そろそろ帰ろうね。

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「ばいばい」「またね」

うん、またね。

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てつだって...


【場所】


【登別市 登別温泉地獄谷】

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【訪問日:2018.10.28】