せたな町は立象山公園にある立象山展望台。そこは三本杉岩を眼下に見下ろす高台にある展望台。せたな町瀬棚地区を一望できる場所でもあり、天気がよければ海の遠くに奥尻島を眺めることもできる場所。
展望台は、山を回りこむように進んでいって、傍まで車で行くこともできるし、ふもとにある事比羅神社の脇のほうから急な坂道を歩いて登ってたどり着くこともできる。
海側を見下ろすと、三本杉岩の姿を見ることができて。
でも、ぽつんと離れた1人の全貌は、なかなか角度的に見ることができず。これだといわゆる夫婦岩っぽくて。
三本杉岩の三人をまとめてみるにはなかなか難しく。徒歩で登る登山道の途中から見下ろすと三人まとめてみることができるらしいけれど。
この展望台。二階は窓越しに景色を見る形式だけれども、屋上に出るとそこはさえぎるもののない絶景展望所。
島牧村方面に向かう北側も。
瀬棚地区の農村風景の山側も。
風車がならぶ南側には、日本で初めてつくられた洋上風力発電風車もあるらしい。
そして見下ろす三本杉岩。砂浜から見上げたときとはうって変わって、眼下遠くに見える姿は小さめで。その姿は波風にさらされながらも、静かに支えあい、耐え忍び、助け合う夫婦岩のよう。
砂浜で見た荘厳感はそこにはないようで。
工事をしているローソク岩付近がちょっと残念風景ではあるけれど。
ここから眺める夕日もまた、美しいような気がするけれど。砂浜から見るか、こちらから見るか、迷うところでも。
【場所】
【せたな町 立象山展望台にて】
【訪問日:2018.7.21】