9月のある日。お天気のよい秋晴れの中、ドライブの途中で高速の岩見沢SAに立ち寄り休憩。朝も早かったので、SA自体は準備中。
SAの隣には馬の像がぽつんとひっそりと。
他の人の
「えっ? うま? なんで?」
「岩見沢って馬の産地なの?」
的な会話が聞こえてきていたけれど。
ばんえい競馬、知らない人だったんだろうな。
岩見沢でばんえい競馬やってたの、知らない人だったんだろうな。
ホッカイドウ競馬も知らないんだろうな。
昔は岩見沢にも競馬場があったんだよ。
いまは帯広だけで開催されている、いわゆる「馬がそりを曳く」ばんえい競馬。
私も実物を目の前で見たことはないけれど、とっても力が入りそうな競馬。
こんな感じでお馬さんが、ゆっくりだけれども力強く走ってたのよ。
もともとは木を運ぶ力比べ競争が起源らしいけれど、スピード勝負の競馬の迫力とはまた違う、力が入る競争が繰り広げられる。
そんな競馬も2006年までは岩見沢でも開かれていて(ひとまわり前なのね)。
いまは競馬場の跡地開発にがんばっているみたい。岩見沢SAから高速を降りられるようにするとかも目指しているみたいで。
これからは「知らない人」が増えてくるだろうから。
そうすると、このお馬さんも「ただの飾り」としか思われなくなりそうな。公園のパンダの置物とか、象の置物みたいな。
なんか、さみしいね。
えっ?
まあ、そこ・・・じゃないけどね。
【場所】
【岩見沢市 高速道央道岩見沢SA(下り)にて】
【訪問日:2018.10.14】