伊達は大滝。山奥にひっそりと広がる三階滝公園。訪れる人も少なくなったのか、春頃は営業していたレストハウスもいまは空家。寂しさを感じるところではあるけれど、公園の向かい側にはカフェが営業中との話(行ってみたわけではないですが)。
旧レストハウスの裏を流れる川。その川の流れが速くなり、川幅が狭まった先にあるのが三階滝。
狭くなった川幅からいっきに流れ落ちる多段滝。
三階滝公園の駐車場から舗装された遊歩道を歩いて数分。小さな橋が見えてくると、そこはもう滝見所。
滝をまたぐように架けられている小さな橋。そこからは三階滝を一望できる。
三階滝自身は周囲の寂しさを突き抜けるような豪快さ。狭まった川から一気に流れ落ちるからか、小さいながらも水流は激しく、荒々しい。
滝の高さは15メートルくらいだけれども、橋の上からの眺望だと滝の全体を確認することは難しいのかな。
訪れたこの日は台風が通り過ぎた翌日。そのせいか水の流れも荒っぽく感じられて。
加えて夕方になってしまい、雲も厚く覆っていたのが残念だけれども。
滝の下流を見ると、そこはおだやかな渓流。
橋から見る上流は荒々しい三階滝、
橋から見る下流は静かに流れ行く渓流。
この三階滝も紅葉の名所のひとつとはされていて、赤や黄色の木々が立ち並ぶ。
ここには甘露豊水という地下380mからの湧き水もあり、水を汲みに来る人も多いとか。
夏には夏の涼感あふれる滝。
秋には秋の景観美あふれる滝。
とはいえ、この日はまだ早いかなという気もしながら帰宅途上へ。
それにしても崩れてもおかしくないような川べりの崖、甘露豊水上の崖肌。いつかは見られなくなりそうで、悲しくもなる。
ちなみにこの日の朝、付近で国道を横切るクマが目撃されていたという。
…あぶないなあ。
さて、一ヵ月後の別日。
白老の山奥から大滝のほうに抜けてみたので、どんな感じかなとのぞいてみたら、
すっからかん。
なんにもない。
紅葉の見頃は難しい。
【場所】
【メモとか】
【伊達市 三階滝】
【訪問日:2018.6.24 2018.10.7 2018.11.3】